外壁の塗装を塗り替えようと考えたときに、気になるのは費用のこともそうですが、「どのような工程で完成まで作業が流れていくのか?また、どのくらいの日数がかかるのか」というようなことではないでしょうか?

外壁塗装時は、メッシュシートで家を囲われてしまうこともあり、今、どのような作業をしているのか分かりにくいものです。

そのため、今回は外壁塗装工程と作業内容についてご紹介していきます。

 

外壁塗装の作業工程とは

外壁塗装の工程は、概ね

①仮設工事
②高圧洗浄
③下地補修
④養生
⑤下塗り
⑥中塗り
⑦上塗り
⑧完了検査(点検、足場解体)

という順に行われていき、
着工から完了まで、天候にも影響はされますが、大体10日から2週間ほどが目安となっています。

なぜ、それだけの期間を要するかですが、それは外壁塗装の塗料には、それぞれメーカーが定めた乾燥時間が設けられており、この乾燥に要する時間を守らないと初期不良を起こしてしまう可能性があるからです。

乾燥時間を守るためには、一日一工程を基本にすることもあり、

「なぜ、今日はもう作業をしないの?」とか、
「明日は、午後から作業というけど、朝から来て早く終わらせてほしい」

ということを思われるかもしれませんが、感想に必要な時間を基本にしておりますため、
決してさぼっているわけではございませんのでご理解をお願いいたします。

そう意味では、工期期間をあまりにも短く終わらせることを売りにしている外壁塗装店の場合には注意が必要かもしれません。

 

具体的な工程の流れ

①仮設工事(足場の設置)

作業員の手の届かない場所、転落危険がある場所などの対策のために、足場を組み立てます。

足場を掛けるときに、建物周囲の物の移動や植木鉢などの撤去、庭木の剪定などが必要になることもありますことから、事前にきちんと打ち合わせを行っていきます。

 

②高圧洗浄

高圧洗浄は、塗料の密着と洗浄後の作業「養生」の養生テープを、付きやすくするための工程です。

古い塗膜や塗装面に付着している汚れ、ホコリ、コケ、藻、カビなどを高圧洗浄してきれいにしていきます。

洗浄後は、完全に乾燥をさせてから、次の工程へと進みます。

 

➂下地補修

塗装を行う前に外壁の補修箇所を処理していきますが、下処理外壁の種類や建物の劣化具合によって作業日数は違ってきます。

下地補修は、最終的な仕上がりに影響しますので、劣化が著しい箇所があると予定より日数がかかることもありますが、完成後に不具合を発生させないためにもきちんと補修をしておくことが重要です。

 

④養生

養生とは、塗装をしない部分(窓、庭木、シャッター、雨どいなど)に塗料を付着させないために、テープやシートで保護する作業のことです。

大まかに言いますと、塗らない部分には全て養生という作業を施していきます。

この養生作業は、外壁塗装の仕上がりに関わる大事な工程ですので、注意深く丁寧に行っていきます。

 

⑤下塗り

下塗りとは、外壁面を均一にする役目と、上塗りの塗料が壁面に密着しやすくするために塗ります。

下塗りの作業は、その効果を出すために丁寧に塗りすすめていきます。

 

⑥中塗り

中塗りとは、外壁に色を付けていく作業ですが、外壁塗装は中塗りと上塗で同じ塗料を使用し2回に分けて塗っていきます。

2回に分ける理由は、塗料の膜に厚みをつけるためで、きちんと決められた塗料の膜厚を外壁に塗りませんと初期不良の原因を起こしかねません。

 

⑦上塗

中塗りが、しっかりと乾燥しましたら、いよいよ最後の塗装「上塗」を行っていきますが、乾燥したことを再確認し、丁寧な塗り作業で上塗を行っていきます。

 

⑧完了検査

塗装がすべて終了いたしましたら、お引き渡しの前に「塗残しはないか?塗装は、きれいにはみ出さずに塗り終えているか」などを、細かくチェックをしていきます。

問題が無ければ、足場の撤去を行い作業は完了となります。

 

まとめ

外壁塗装の塗り替え工程と作業内容、それにかかる期間について、ご紹介をしてきましたが、お住まいの家屋を守るうえでも、日頃から外壁塗装の状態を確認し、外壁の状況によっては専門的な知識と経験豊富な塗装専門店に、必要な事柄を相談されることをおすすめします。

 

塗装業歴20年以上の経験と実績をもつ一ツ松塗装店は、大阪府堺市にありますが大阪府全域を対応しています。

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当店では、自分自身が住む家のように考えて、施工費はリーズナブルな価格で、お客様の住みよい環境づくりを目指し、皆様のお役に立ちたいと外壁塗装、屋根塗装の塗り替え業務に取り組んでおりますので、お気軽にご相談をお願いいたします。