新築の家も7～8年の年月が経過すると、外壁も汚れや劣化が目立ち始めます。

気になりだしたら、そのまましておかずに思い切って外壁の塗り替えを考えましょう。外壁の気になる個所が、たとえば色褪せ、雨筋の汚れ、ひび割れなどでしたら、外壁塗装を行うだけできれいな外壁に生まれ変わります。

そこで今回は、外壁塗装の塗料について、その基礎知識をお伝えしていきます。

 

外壁塗装の塗料って、どういうものがあるの？

外壁塗装の塗料は、基本的には塗料の耐久年数やその特徴などの性能によって、その価格帯にも幅があり種類もたくさんありますので、代表的な塗料とその特徴をご紹介していきます。

外壁を塗装するときに使用される塗料は、

• 合成樹脂
• 添加物
• 顔料
• 溶剤類

の4種類で構成されており、合成樹脂には塗膜を保護する役割があり、耐久性を決定する主成分です。

そして塗料は、この合成樹脂の種類によって塗料は、

• アクリル塗料
• シリコン塗料
• フッ素塗料

などの種類に分かれます。

合成樹脂以外に、塗料に含まれている添加物とは、塗膜の機能をアップさせるために追加される成分で艶消し剤、色別れ防止剤、防腐剤や防カビ剤などのことをいいます。
次に顔料は、塗膜に色を付けるための成分で、塗装したときに色がつくのがエナメル塗料、顔料が入っていないのがクリヤー塗料と呼ばれています。

最後に溶剤とは、そもそも塗料に含まれる合成樹脂、添加物、顔料が固体であることから、塗りやすくするためにこれらを溶かし液状にするためのものです。

 

代表的な4種類の合成樹脂系塗料

アクリル系塗料

アクリル塗料は、ツヤがあり発色がよいことから、鮮やかな色合いに外壁をしたいときにおすすめです。

塗料の価格も安く、コストがあまりかからない分、耐用年数5～7年くらいと耐久性に若干不安があることと、塗装面が固くなりやすくひび割れしやすいというデメリットがあります。

 

ウレタン系塗料

ウレタン系塗料は、ウレタン樹脂を成分とする塗料であり、アクリル系の塗料と比較して防水性、耐水性に優れています。

弾性に優れており、ひび割れを防いでくれる特性もあり、光沢のある塗膜が出来上がるところも塗装仕上がりは高級感のあるイメージを持つ塗料です。

ただ、耐用年数はあまり長くないため、5～7年で塗り直す必要があります。

 

シリコン系塗料

シリコン系塗料は、ウレタン系と比較して、耐久性と対候性の面で優れており、耐用年数は8年から状況によっては15年くらい持つと言われています。

雨や泥などを弾くほど、塗膜の撥水性が高いことから、塗装するときに若干密着が良くない欠点もありますが、紫外線に常にさらされている外壁を綺麗に保つことに適している塗料と言えます。

 

①外壁材との相性で選ぶ

フッ素系塗料は、紫外線を反射する遮熱塗料で耐久性・耐候性に優れており、汚れに強い性質もあることから、一度塗れば長期間に渡って外壁を保護してくれます。

価格は、他の塗料より高いのですが。耐用年数が15～20年近くありますので、そういう理由から、コストパフォーマンスは良い塗料と言うこともできます。

 

②塗料タイプで選ぶ

塗料には、作業しやすい水性塗料と耐久性に優れた油性塗料があり、塗り替え時には塗料の価格を踏まえたうえで、専門家と作業性、耐久性などを相談して適切な塗料を選びましょう。

 

③外壁塗装色を選ぶ

塗料には、作業しやすい水性塗料と耐久性に優れた油性塗料があり、塗り替え時には塗料の価格を踏まえたうえで、専門家と作業性、耐久性などを相談して適切な塗料を選びましょう。

 

まとめ

外壁塗装の塗料について、ご紹介してきましたが、特長は理解しても塗料を適材適所に使い分けるにはプロの技術が必要です。

塗り替えをするときには、家屋の状況を自ら確認して専門的な知識と経験豊富な塗装専門の会社に相談してみましょう。

 

塗装業歴20年以上の経験と実績をもつ一ツ松塗装店は、大阪府堺市にありますが大阪府全域に対応しています。

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