外壁にヒビや剥がれなどが見え始めたら、それは外壁塗装をしなければいけないタイミングです。

それでも、ただ塗るというのは考えもの、どうせ塗装をするなら外観イメージをお洒落にしたいものです。

つまり、外壁を好みの色やデザインにしてみたいといった、それぞれの思いはあるとは思いますが、単純に好きな色だからと選んで塗ってみると、見た眼の印象はイメージしていた外観と違うものになることもあります。

外壁塗装をする際には、外壁の素材と塗料との相性もありますし、塗料の性能やグレードなどでも仕上がりが違ってくることもあります。

そこで、今回は外壁の材質と塗装選びのポイントについてご紹介していきます。

 

外壁の種類と特性

外壁材には、いくつかの種類とそれぞれに特長があり、主に

• サイディング
• モルタル
• ALC（軽量気泡コンクリート）
• タイル

の4つに区分され、「サイディング」は、

①窯業系サイディング
②金属系サイディング
③木質系サイディング
④樹脂系サイディング

と更に4種類に細分化されています。

 

サイディング

窯業系サイディングは、工場で量産できることで価格がリーズナブルで、バリエーションが豊富なため人気があります。

金属系サイディングは、重量が軽く耐震性に優れているだけでなく、見た目に重厚感があり洗練されたイメージが人気ですが、状態によっては錆が出る可能性があります。

木質系サイディングは、木目の風合いを生かした外壁材で人気ですが、メンテナンスをこまめにしないと木目を維持するのは難しい材質です。

樹脂系サイディングは、色あせしにくく、凍害にも強いため寒い地域で好まれるサイディングですが、日本ではあまり使われないため、施工できる職人が限られており、初期費用も比較的高額となります。

 

モルタル

モルタルとは、砂とセメントと水を混ぜ合わせたもので、防火性と耐久性に富んでいますが、メンテナンスを怠るとひび割れを起こす可能性が高い材質です。

 

ALC（軽量気泡コンクリート）

ALCは、材質内部に気泡の穴があり、穴の空気層によって断熱効果が得られます。

コンクリートの4分の1程度の重量で水に浮く軽量素材で、戸建から高層ビルの外壁や床材に使用されています。

 

タイル

タイルは、ネンドを板状にして焼き固めたもので、傷や摩耗に強く紫外線による変色や色あせといった経年劣化もほとんどありません。

耐火性に富んでおり外壁材として性能も高いのですが、かなりコストがかかります。

 

塗料の色選びの注意点

塗料の色は、そのまま住まいの外壁の色を決めてしまうことですので、じっくりと考え慎重に行っていきたいものです。

色を選ぶときは、塗料メーカーの色見本を見ながら決めていくのですが、小さな色見本では、実際に外壁に塗ったときのイメージを想像するのは難しいものです。

たとえば、明るい色を選び仕上がってみると、外壁の面積の広さから明るく派手な感じの仕上がりとなってしまうこともあります。

色を決めたら、その色より若干明るさや彩度を落として選んでみると、仕上がりも落ち着いた感じになることでしょう。

淡く明るい色は、面積が広ければ広いほど明るく見えてしまうという「色の面積効果」が生じますのでお気をつけください。

また、小さな見本帳よりある程度の大きさのあるサンプルの方が、実際に外壁に当てみると、外光に当たった状態の色を確認できますので、色選びの時は大きいサンプルを利用すると良いでしょう。

 

まとめ

外壁材の特長と塗料の色選びについて、ご紹介をしてきましたが、塗料には、塗装作業のしやすい水性塗料と、耐久性に優れた油性塗料の2種類があり、また1液型・2液型のという分類もあります。

かなり専門的な知識が必要となりますので、塗料の価格を踏まえたうえで作業性、耐久性などの観点から何を選ぶかを、経験豊富で信頼感のある塗装店のスタッフとよく相談をして適切な塗料を選んでもらいましょう。

 

塗装業歴20年以上の経験と実績をもつ一ツ松塗装店は、大阪府堺市にありますが大阪府全域を対応しています。

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当店では、自分自身が住む家のように考えて、施工費はリーズナブルな価格で、お客様の住みよい環境づくりを目指し、皆様のお役に立ちたいと外壁塗装、屋根塗装の塗り替え業務に取り組んでおりますので、お気軽にご相談をお願いいたします。